夫が不倫の恋に走ったときTOP > 2つの選択肢
2つの選択 | 夫が不倫の恋に走ったとき記事一覧
貴女は今、苦悩のど真ん中にいます。
お先真っ暗とはまさにこの事でしょう。
ですが、貴女の進む先には必ず道は2つに分かれています。
どちらを進むかは貴女次第。
どちらに進んでも苦悩かもしれません。
しかし、どちらに進んでも苦悩の先には必ず明るい光があります。
自分を信じて、自分の望む道をまっすぐに進んで下さい。
最初に貴女に質問です。
貴女はこれ以上傷つきようがないほど、傷ついていますか?
ボロボロになっていますか?
「夫に裏切られたんだから、当たり前でしょ!」
と言われそうですが・・・。
離婚するにあたり、この「これ以上傷つきようながない」
というのはとても必要なことなのです。
現代社会において、「離婚」は珍しいものではありません。
結婚適齢期を過ぎた大人が数人集まれば、
バツイチだの、シングルマザーだのという人は必ずいます。
しかし、「離婚」が当たり前になり過ぎた昨今、
深く考えずに離婚をしてしまう人がいるのも現実です。
ある統計によると、
離婚をした女性の約3割が、離婚後半年から1年後に、
「離婚したことを後悔している」と答えているのです。
経済的理由や、感情の問題など、理由は様々だと思いますが、
後悔の原因には、離婚を決断するまでに、必要な苦悩や、
心の傷などを負わずに結論を出してしまったことにあります。
人間誰しも、傷つきたくはないし、苦しみたくはありません。
しかし、離婚後新しい一歩を踏み出すには、
「傷つく」というのは、大変重要なプロセスなのです。
まずはきちんと自分の心と向き合い、考え悩み、
精神的にも、肉体的にもボロボロになることが、
大きな第一歩となることを忘れないで下さい。
さぁ、離婚に踏み出すと決断しました。
これからは戦争です。
夫は人生と共に歩くパートナーではなくなりました。
お互いが、自らを守り、相手を攻撃する戦争です。
慰謝料は当然のことながら、お子さんがいれば養育費、財産分与。
相手から取れるものは、出来るだけ多くとりたい。
それが普通の感情でしょう。
しかしながら、民法のシステムは、不倫をされた妻に、
あまり優しくできてはいません。
悲しいことですが、これが現実です。
有名人や、芸能人のように何千万もの慰謝料が請求できる
なんて期待は捨てた方が無難でしょう。
貴女のご主人が、年収何千万もあるというのであれば、
話しは別ですが、
不倫の恋に暴走するような男性は、往々にして、
それほど経済力や社会的地位があるものではありません。
(社会的地位や、経済力に富んでる男性は、不倫に暴走するような
馬鹿な真似はしませんから)
では、資金のない男性から少しでも多くお金を取る。
これに関しては、まず貴女に離婚についての知識がないとダメです。
あらゆる知識、情報を収集しよう!
弁護士さんなどに相談するのも手でしょう。
しかし、弁護士の相談料というのは、
平均で30分 5,000円〜10,000円が相場です。
この30分はあっという間に過ぎてしまいます。
そして、何回か弁護士との相談が行われた後に、
離婚協議の依頼となると、それだけで数万円が飛んでいきます。
その後も着手金や成功報酬など、数十万円を支払うことになります。
だからと言って、必ず貴女が納得のいく離婚ができるとは限りません。
弁護士とは、お互いの「落としドコロ」を探ります。
「そんなに請求しても、結局は払われなくなったらおしまい・・・」
「このくらいの金額なら確実に取れるでしょう」
などという言葉がよく出てきます。
彼らは決着を付けることが仕事です。
それは慰謝料が10万円であろうと、1000万円であろうと、
「慰謝料を取った」という決着が付くのです。
それでも弁護士を使いますか?
弁護士に依頼をせずに、あくまでも貴女に有利な離婚をすることは
可能なのです。
まずは貴女自身が、無駄のない行動と知識をもって
離婚協議に進むことをお勧めします。
無駄のない情報を集めよう!
貴女がこれから夫との関係を修復していこうと決意したなら。
それは、離婚と同じくらいのパワーが必要です。
まずは自分自身との戦いです。
自分以外の女性に恋をして、自分や愛する子供を裏切った。
屈辱的な言葉を浴びせられたかもしれません。
その夫を、再び信用できるの?
この疑問がいつまでも貴女自身を苦しめるかもしれません。
許せる?許せない!
人間とは、過去の辛い経験を記憶し、
同じ苦しみから自らを守ろうとするプログラムが働きます。
それは「トラウマ」 や 「フラッシュバック」などと言われます。
これから再び夫との生活を続ける中で、
突然、不倫をされていた苦しい感情が、火山のようにこみ上げ、
苦しくて、憎くて、その感情をぶつけずにはいられない時がやってきます。
それを抑えることができますか?
夫との付き合い方も困難続きとなるでしょう。
「不倫にはまる妻帯者・・・・」の項にも述べましたが、
夫は大人になりきれていない部分があります。
そして、辛いことには自ら向わず、
楽な方、楽な方へと進む傾向があります。
最初は全身全霊で、夫婦の修復に努めていた夫も、
自らの過ちと付き合っていくことに、苦しくなり、
また逃げ出そうとする可能性があります。
そのような時は、貴女が母のような愛情で、
包み込んであげなくてはいけません。
本来であれば、貴女が包み込まれなくてはいけない立場です。
夫の不倫によって深く傷ついたのは貴女ですから。
しかし、夫の不倫の末の夫婦関係の修復は、
後にも先にも妻が苦しい作業を続けなくてはいけないのです。
ここまでいくと貴女自身も、
夫に対する本当の気持ちと向き合うことができるかもしれません。
離婚はいつでもできます。
(正確には夫の不倫を理由にした離婚には期限があります)
再び夫との関係修復を決意した今、
全力で打ち込んでいって下さい。
その先に、新たな答えが見つかるはずです・・・。
もう一度、夫に愛されたい